八月二十四日

生活

 朝、抜いた傷の様子を見てもらった。特に何ともなかった。会計は140円である。

 暇なので近所を散歩した。やや古い町並みや路地が残っている。起伏のある路地などあったが、埋め立て地で何があったらあのような形になるのだろうか。

 突き当りまで進むとポンプ所があった。ここで川を越えてきた水道水を分配しているのだろうか。周りは公園になっていて、三島由紀夫がどうたらという石碑が建っている。そういえば隅田川という作品も出していた気がする。読んでみようかしら。

 後から調べるとサジェストに「ポンプ所 爆発」と出てきた。どうやら過去に騒ぎがあったらしい。ガセっぽいけど。

 

読書

「ムー的古代遺跡」(並木慎一郎)

 遺跡や宗教の類は好きだが、そういえばオカルトはあまり知らないなあと思って読んだ。言いがかりレベルのものから考古学界隈でも論争になっているものまで様々である。普通に世界の遺産ガイドとして面白い。信憑性はともかくロマンがある。

 大陸では痕跡に対する説明の選択肢が沢山あって大変そうである。日本だとイメージがつかないが、無数の民族や人種が暮らしてきた土地であれば説も玉石混淆となってしまうのだろう。

 何でもかんでも断言するイメージがあったが、民間の説や伝承に対しては意外とぼかされている。既存の説も大概併記されており、ただただトンデモというようなものは少ない。UFOなどと比べて、存在が実際にあるからだろうか。

 論説の胡散臭さは各所に見られる。「遺跡が三つ並んだからオリオン座!→位置が合わないのは時代が違うから→空で星の位置が合うのは一万年前→すなわち一万年前から文明が存在していたんだよ!!!」の論理展開は流石に鮮やかすぎて笑った。

 

食事

 朝はパン。

 昼は冷凍パスタ。

 夜は魚。