2021/1/13

行動

 8時起床。二度寝して9時。

 前日までは昼に食肉→壊れたUSBハブ調達→調布と動くつもりだったが、怠けて家から出られなかった。仕方ないので家で作業に取り組んだがこれもサッパリ。寝ながら本を読むこととした。

 途中で久々にALTER EGOを起動。エスの罵りの口上も文章も意外と覚えていて驚く。順列都市が課題図書になっていたので、おそらく9か月近く放置したものと思われる。ルールも何となく覚えていたので、ポチポチやってドグラマグラを読み進めた。

 昼を食べればと思ったが特に変わらず、夕までシエスタ。ダラダラ過ごして就寝。

 

 朝の二度寝と昼のシエスタで別々の夢を見た。

 朝のスタートはどこかのショッピングモールだった。天気はやや薄曇りの昼である。海の見える場所で、日本海側と認識していた。家族旅行で買い物をしており、しかし店には入らず通りを闊歩。しばらくすると日が傾く。その頃には施設を出ていて、別のスパリゾート的な建物に入っていった。夕時とあってか中々の混雑。少し並んでから受付。施設の全体的な印象はシネコンのそれに近く、受付の上側には何らかの時刻を示すモニターが置かれていた。ロビーは広々としており、受付の反対側には大きなガラス張りの窓が緩やかなカーブを描いている。外側には温水プールらしきものが見えた。

 親が受付を済ませた所で壁に沿って館内へ。廊下にはいくつかの小部屋と入口があったが、いずれも公民館の会議室めいた素朴な場所であった。歩いている内に窓から露天浴場が見えてくる。浴槽は海に面しており、プールサイド的部分も含めて広大。こちらからは見下ろすような位置にあり、間には堤防が建てられていた。向かっている途中から記憶が途切れている。次の場面では昼間、露天と似た形の広場で武道の実演を見ていた。師範の向こう側には東京駅(八重洲側)の建物があった。

 一度覚醒、再び二度寝に入ると場面転換。おそらく前回の続きで、列車*1に乗りながら南下。途中で温泉に寄ることを提案していたが、これは帰り際らしく、時間の調整が難航する。スマホでぐりぐりと調べる内に佃島駅近くの佃島温泉*2の存在を思い出す。操作に手間取って営業時間までは分からなかったが、何とかなると押し通す。するといつの間にか車に乗り換え、佃島の町までたどり着いていた。道路は堤防の上にあり、川を挟んで反対側に線路、その向こうに山脈がうっすらと見える。天気は相変わらず曇り。正面には更に高い山が聳え立ち、こちらは降りられそうな堤防なのに向こうは渓谷と化していた。しばらく進むと細い道に突き当たり、車を降りた。

 温泉への道が分からなくなったのでその辺のおじさんに聞くと、道を示してくれた。時間が遅いが大丈夫かと問われ、逡巡した後19時くらいに駅に着けばOKなんですが、と答えると大丈夫とのことだった。同時に温泉を褒め称えてもいた。似た名前の町の近くに住んでるんです、と二三話して温泉の方へ向かう。堤防の道と対岸はいかにも農業向きの平地といった風情だったが、温泉へ向かう道は漁港の如き急な坂と細い道で構成されている。その割に舗装はしっかりしており、また民家もひしめくように建っていた。少し上ると温泉に向かう入口が見えたので突入。内部は屋根付きの階段通路になっており、その左右には飲み屋や乾物屋が並んでいる。飲み屋の座敷では昼から宴会が開かれていた。この建物空中から見たら凄いよね、などと話しつつ上昇。

 出口からは四方に山が見え、左手方向に先ほどの渓谷と吊り橋が見える。正面には道が続くとともにケーブルカーの駅舎めいた建物があり、そこが受付兼更衣室のようだった。しかし受付の記憶はなく、次の場面では更衣室に居た。更衣室は開放されていて、正面には吊り橋が見える。相当長くて高いが、この向こうに温泉があるらしい。すなわちこちらで着替えて向かわねばならぬという事実に気がつく。母親が先に向かっていたので着替えは済んだかと問うと、半分くらい向こうで行うとのこと。父と共に着替えているうちに目が覚めた。

 シエスタの時の夢は全く場面が異なり、図書館に居た。母親と本の内容で議論になり、ヒートアップして大げんかになる。図書館の人がすっ飛んできて机を囲み、事情聴取された。途中で追加の人が来たが、この人は何らかのカウンセラーらしい。同席の上で長々と言い訳を述べつつ喧嘩していたが収めてくれていた。しばらくするとその人が席を立つこととなり、少しの待ち時間が生じる。その間にも母に対し小声で悪態をついたところ、母が立ち上がり一直線に窓へ向かった。追いかけるが間に合わず、窓から落ちて行く所を目撃。4階ほどの高さだったが樹上に着地、無事なように見えるも熊に変化した。慌てて反対側の窓から出て配管を掴み滑り降りる。急いで落下地点に向かうと仁王立ちする熊が居た。母さんと呼びながら近づくと、爪を出してベアハッグ姿勢に入っている。ああこの人はもう熊なんだな、と思いながらじりじりと距離を取る。やがて図書館の人も駆けつけたが、何もできずにらみ合いの内に起床。

*1:高山本線と認識していた

*2:どちらも架空

2020/12/26

行動

 9時起床。2度寝の後11時半に再び起床。

 既にバイトまで時間が無い。中華丼とパンの合わせ技でブランチとする。

 すぐに支度をして出発。

 

労働

 年内最後のバイト。人は多かったが先生も多かったので何とかなる。

 今年から来た先生がメチャ優秀で助けられた。流れで全時間メインになってしまったが、何とかなったのは彼のお陰である。来年も居てくれると助かるが、こればかりは分からない。

 昨日は割と休みが多かったものの、今日はそうでもない。クリスマスパワーか。

 この日は上りが遅く、外食するつもりだったが、うっかり連絡を忘れていた為帰宅後ご飯(海鮮丼)。母が見ている嵐の特番を背後から眺めた。ここ最近は特番続きで華々しいが、その先の活動休止を思うと寂しい。その後入浴、就寝。

 

 二度寝の前後で旅行の夢を見た。以下記録。

 初めはGoogleMapを眺める場面。九州の縮尺がややおかしく、宮崎の隣に足摺岬が来ている。種子島の辺りをズームし、右上の四国方向に向かうと謎の島が出てきた。足摺岬種子島の中間付近に位置しており、サイズは凡そ桜島ほど。航空写真モードでズームしていると突如一人称視点になり、島のフェリーターミナルのような場所にジャンプする。時刻は昼、ターミナルはやや混んでおり、漁師風の人が多い。張り出し屋根の下にシャッターの降りた店舗と机・椅子が並んでおり、そのうちの一つに座って休憩する。ターミナルから外は朧げにしか見えないが、概ね住宅街の様相で、雰囲気は小浜温泉に近い。机に地図を置いて再度眺めると、今いる島の左下に更に小さな島が見える。そこでここがフェリーターミナルだったことを思い出し、乗り場へ向かう。

 乗り場は奥まった入口から狭い階段を登った先にあった。階段の途中には各種のポスターが張られており、窓のない環境も相まって事務所めいた雰囲気がある。そのうちには時刻表もあった。8行程度とやや少なめではあったが、各時間に2~3本の航行があり、意外と密度が高い。乗車口にも階段まで長く続く列があり、離島ながら一般利用が多いんだな、住民の足かなと感じいる。時刻表の単位は確認しなかったので、もしかすると曜日ごとの表だったかもしれない。狭い階段で右に寄って一列に並んでいると、乗車取り扱いの案内が来た。階段の上に登ると受付がある。左半分がガラス戸、右側はガラスを挟んだ窓口、窓口の上に料金表、といった格好。財布を出し忘れており慌てたが、何とかなる。窓口で料金を支払って乗船口へ。

 船は水上バス程度の小さなもの。地図で見た港は外洋に面した湾のようだったが、実際乗り込むと日本橋川程度の幅しか無い水路である。対岸には工場のような施設がうっすらと見えていた。乗船後はデッキに陣取って景色を眺める。晴れて温暖な日ながら、砂ぼこりでも上がっているのか視界が悪い。しかし何らかの橋の下をくぐったことはハッキリと分かった。道中の記憶は曖昧だが、しばらくすると船着き場に到着。

 行先の船着き場はたいへん小さなもので、降り口の際に駐車場の受付めいた建物があるのみ。タラップを降りるとすぐに町のそばへ出た。目に付くのは大きな高架で、左側は途切れている。下側には鉄網が張ってあった。島で開発途上のまま放棄されたモノレール、と認識していた。少し歩くと道に出るが、舗装されていない土の道である。後ろに同じ船から降りた観光客が二人いる。どうやら史跡マニアのようで、石の塊(石碑?)を見ながら何か話をしている。道の側に寂れた商店があり、シャッターは折りていないが、空いている気配もない。高架方向へ向かい、T字路を左折すると町並みが見える。そこには江戸東京たてもの園で見たような看板建築がぽつんぽつんと並んでいる。その他は砂まみれの空き地ばかりで、人通りも少ない。よく保存されているなあと思ううちに起床。

2020/12/06

労働

 8時起床。二度寝、三度寝を繰り返し、最終的に起きたのは11時。昼飯を済ませてバイトへ向かう。

 今週は人がいたので楽な方だった。作業がメインの回なので指示も少ない。しかし統率には労を要する。明日はワンオペの可能性が高く、無事に帰れるとは思えない。

 夕食は味噌ラーメン。卓上トッピングの幅が広い所が強みで、マー油なども置いてある。貧乏性故にふんだんに使ってしまい、何を頼んでも似た味になるのが悩み。大体大量のニンニクと胡椒味になる。辛味だけが唯一のバリエーションである。

 

 二度寝を通して連続的な夢を見た。以下覚えている部分の記憶。

 何らかのカードゲームにおける賭けの末、福岡の久留米に辿り着いた。最初は第三者視点のムービーのような物が入る。寂れた花街の娼婦(和装だったので座敷の方かも)が徒党を組んでバスを強奪し、車内の老夫婦を説得して大きな港へ向かう。大きなクルージング船の寄港予定があり、そこで客を引いて借金を返すつもりだったが、船の乗客は一切見向きもしない。唖然と降りていく人を見ながら途方に暮れる、という所で終了。どうにかして一人称視点に切り替わり、港から久留米の町を散歩する*1。時刻は深夜、町へ続く道は県道クラスの規模ながら車は通らない。街灯は薄緑色。街に住宅は少なく、小規模な工場とシャッターの降りた商店が連なる。信号は相変わらず動いていたので従って動く。数分ほど歩いて港へ戻る気になり、別の道を歩いて戻る。道の右際は崖になっており、下側に巨大な工場が見える。この辺りのイメージは和歌山港に近い。

 歩いている内に夢の中で起床。このことをツイートしようとする。画面は概ね公式アプリだったが、プルダウン式の設定メニューが投稿画面に設けられており、非表示ツイート等を切り替えられるようだった。うっかり非表示で投稿してしまい、直そうともたついている内に現実で起床。

 二度寝後は博多に行く。とはいえ「ここが博多である」と認識しているだけで、実際にいるのはホテルの内庭だった。およそ20階建て以上はあるホテル四棟に囲まれた庭で、水路に囲まれた小高い丘と、何らかの像、及びそれを祀った祠がある。若者のグループ数人が近くにいる中を散歩。途中で高校の友人が登場。彼は先にこの辺りを回っていたらしく、写真を見ながら話を聞く(海外のものも混ざっていた)。途中でキスする流れになる。実際は不明ながら彼は彼女持ちらしく、色々と煽られる。その後ニ三アドバイスを聞いて別れ、ホテルへ戻る。吹き抜け横の廊下を歩いている所で起床。

*1:久留米は港町では無いので、北九州辺りのイメージと混ざっている可能性がある

2019冬磐越+温泉・三日目

野沢外湯巡り・朝

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 6時起床。前日の夜更かしが響く。しかし外湯はもう開いているのだから行かねばなるまい。身支度と用意を済ませ、早速外湯巡りへ。

 時間の都合か宿の自動ドアは動かず。鍵はかかっていないので、手でこじ開けて外に出た。まずは宿の裏手の坂を登り、松葉の湯へ。

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 外観からも分かる通り、二階建ての構造になっている。二階が浴場で、一階には湯船こそあるものの脱衣場も戸もない。洗濯場として使われているそうだ。初見ではそれに気づかず、明らかに風呂ではない雰囲気に戸惑った。一寸ほど周囲をうろついた後に二階に気づき、登って入浴。内部は比較的狭く、上部は木造、下には石造りの四角い湯船が鎮座している。

 先客のいない風呂は中々熱め。おおよそ43,4℃はあったと思う。先人によれば白濁している時もあるようだが、この時は無色透明だった。朝一番であることが影響しているかも知れない。お湯は麻釜からの引湯で、麻釜の湯とは引っ掛かる浴感が共通していた。硫黄臭は相変わらず存在している。

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暖冬ながら積雪あり

 40分ほど入って外へ。時刻はちょうど7時。昨日が嘘のような快晴で、空はうっすらと朝焼けを呈し、山肌を染めている。放射冷却の影響か冷え込みが激しいものの、温泉パワーを纏った身には屁でもない。寒さのお陰で雲海も出ているらしい。町の切れ目から眺めつつ、うねうねの坂をのたくって次の外湯に向かう。

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 元々の目当ては秋葉の湯だったが、この時はお湯充填中で入れず。さらに東へ進み、新田の湯へ向かった。

 

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 2018年にリニューアルしており、綺麗な新築ながらも湯屋らしい造りである。内部もピカピカで、綺麗な木目の壁と石タイルの床はどちらも心地よい手触り。しかし脱衣場は伝統ある浴室一体型。着替えて入ると、湯口にはアヒル隊長が鎮座なさっていた。

 こちらもお湯は麻釜からの引湯で、感触も概ね同じ。朝一番の熱いお湯ながら白い湯の花がちらほら見えていたのが印象的。松葉の湯には無かったので、引湯距離によるものだろうか。勿論硫黄臭と芯まで温まる浴感は共通している。

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融雪パイプ

 朝っぱらながら、自分含めて4人ほど浸かっていた。少し早めに退出。裏の神社に参拝してご挨拶、そのまま県道を歩いて一旦宿へ。

 

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 やや高い位置に造られた道ということもあってか、眺めが非常に良い。よそ見をしている内に到着。

 

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クリスマスなのでケーキ付き

 部屋に荷物を置いた後、昨日と同じ食堂で朝食を頂く。食堂自体は営業準備中で、ご家族と思わしき中高生が掃除をしていたり、小学生の子が出ていったり、ルンバが駆け回っていたりとたいへん家庭的である。朝食にもどことなく生活感があり、朝ドラ*1を見ながら食べていると妙な安心感がある。宿らしくおひつからのおかわりは自由で、キッチリ食い尽くした。

 食後はお茶を頂きながら行動計画を立てる。このままチェックアウトして出発するつもりだったが、調べている内にバスを一本後回しに出来ると判明。1時間浮かせて散策の時間とすることに。

 浮いた時間でやることといえば、当然外湯巡りである。県道を再度歩き、十王堂の湯へ。 

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 今までの湯屋建築に比べると実用感に溢れる、銭湯然とした建物。多角形の造りや上の丸い窓が一昔前のモダンを思わせる。こちらも二階建てで、一階には女湯や洗濯場が位置していた。男湯は二階である。

 中に入ると広さに驚かされる。今までの外湯に比べて浴槽が格段に広く、依然一体型であるものの脱衣場も広い。浴槽は青いタイル張りで、ここも銭湯感がある。お湯は大量に投入され、デカい浴槽からドバドバとあふれ出している。

 このお湯がまた激熱で、流れ出るお湯すら熱い。44,5℃はあったんじゃないかと思う。入ろうとして思わず声が出てしまった。入った記憶はあるので、水で冷ましたか何かしたのだと思う。

 お湯は透明ながら硫黄の印象が他に比べて強かった。後から調べると麻釜の他にも源泉を混合しているらしい。しかし長湯は出来ず、20分ほどで退出。最後の方には地元の方と思わしきお爺さんもいらしていたが、平気で入っていくので慄いた。

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奥の扉は洗濯場

 宿に戻ってチェックアウト。時刻は8時半、バスまでまだ1時間ほどの余裕がある。まずは観光協会へ。

 

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シュナイダー博士の像

 野沢の外湯と名所には金属板が置かれている。これは集印巡り用のもので、別途購入した集印帳の紙を擦り付け、カーボンシートの要領で記帳するという仕組みである。前日は営業時間外だったので朝に購入。流石に入った所を全て回収するのは難しく、温泉街を歩きながら目に付いたところを記帳。未記帳を含めても今回は7/13湯であり、再訪必至。

 

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 大湯までの道程を歩き、麻釜の手前で真っ直ぐ進むと急な階段が見えてくる。ここの上にあるのは千仏堂と湯澤神社である。まずは湯澤神社へ。散々お世話になったので帰りの挨拶がてら参拝。

 

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 続いてお堂の方にお参り。ここは野沢菜発祥の地らしく、種の販売も行っていた。

 

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 雪で色々あったらしく、何らかの工事が行われていた。それを除けば自分一人。眺望はさほど良くないものの、温泉街の寺社らしい静かな立地だった。集印帳の板もあったが、凍り付いていて押せず。

 帰りしなに土産物屋へ寄る。野沢菜を食べていなかったことに気がついたのでここで購入。流石に選り取り見取り、様々な商品が並んでおり、ほぼ全て近隣の生産者であることが更に悩ましい。2種類ほど買い、ついでにジュースなど買ってバス停へ向かう。

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道端には道祖神

 停留所付近の営業所で切符を購入、10分ほど並ぶとバスが来た。ここでもやはりインバウンドの観光客が多い。そこそこ遠いにも関わらず、座席ポケットには地獄谷のSNOW MONKEY TOURの広告が入っていた。流石は日本を代表する猿、人気のほどがうかがえる。

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雲が目の前に

 山を見ながら30分ほど揺られ、飯山駅へ到着。

 

1002-1445 飯山-長野-松本-小淵沢-甲府

 駅には調布でお馴染みの木島平村ショップがあった。親近感を覚え、水とおにぎりを購入。

 その後は18きっぷに押印して入場。列車を待つ間、予定について再考する。この日は21時頃には帰宅する必要があったため、やや早めの行動が必要となる。それでも沿線のどこかで2時間ほど確保できる見込みがあった。長野で善光寺か、松本で松本城か、下諏訪で温泉おかわりかなどと逡巡した末、甲府に決定。目当ては温泉である。

 飯山線沿線は昨日と同じく山ばかり。飯山の頃にはもう多少盆地に入っているが、それでも見えるのは山である。しかし、当然ながら、夜中と晴れた日中では印象が全く異なる。雪の積もった山々と田んぼを見ながら南下した。大半は寝ていた。

 1時間弱で長野着。ここからは篠ノ井線で松本へ。長野を出るとすぐに盆地の端へ駆けあがり、集落を見下ろすような位置に陣取って進む。個人的には、車窓の中ではこの位置取りが一番良いと思う。途中では絶景と称される姥捨駅に停車。車内からでも長野盆地を一望できた。

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 そのまま列車は山の中へ入る。聖高原という駅名を気にして調べた所、元の麻績*2駅があまりに読みづらいため、地元の要望で変えたと知る。現在は駅ホームに仏像が置いてあり、名に恥じない聖ぶりだった。そのまま山を進み、再び盆地に出た頃に松本駅着。

 松本駅からは中央線で南下。途中諏訪を通過、最早慣れ親しんだルートである。下諏訪・上諏訪・茅野の名前にそれぞれ体が動きかけるも我慢。すずらんの里を越えるとやがて小淵沢駅へ。

 到着したのは13時47分。ここでは20分の乗り継ぎ時間があったので、休憩がてら遅めの昼食とした。駅蕎麦は意外と混雑しており、購入してから席探しに難儀した。

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 中信スルーへの詫びの念を込めて山賊焼きそばを選択。汁が染みて美味い。揚げ物系のそばは関東だしの方が好ましい。

 

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展望フロアからは富士山が見える


 到着ついでに駅メモでレーダーを飛ばし、ゲーム上で山梨県の全駅制覇。まさか一番初めの制覇県がここになるとは思わなかった。アイコンが徳島県になるバグも含めて印象深い。

 山梨に入ると最早近所の感覚である。しかし山まみれの車窓は関東平野との差異をはっきり見せてくる。山に囲まれたまましばらく乗り、甲府駅へ到着。

 

1445-1720 甲府散歩

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 駅前には信玄公の像がある。挨拶してから南へ。

 反対側へ行った後は片側三車線のデカい通りに沿って南下。県庁所在地の中心らしく、通り沿いには県庁や警察署に地裁や検察庁まで軒を連ねる。城下らしい細かな升目の区割りも相まって、「都市」というべき繁栄ぶりだった。しかしどこからも山は見えるのが山梨らしい。

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有価物という分類を初めて知った

 30分ほど歩いていると大きな公園がある。その向こう側はごく普通の住宅街で、この中に今回の目的地がある。

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 遊亀温泉。見た目は明らかに町中の銭湯で、実際運用も内装も銭湯そのものだが、お湯はかけ流しの温泉である。自分も最近知ったのだが、甲府盆地は知られざる温泉王国であり、特に植物性のモール泉に定評があるとのこと。色湯、ぬるぬる、アワアワなど魅力的な特徴群に惹かれて来訪を決めた。ここもご多分に漏れずモール泉である。早速入場、番頭のおばちゃんから石鹸を買うと、リュックはその辺に置いといて良いと指示を頂く。ご厚意に甘えて安置、着替えて浴室へ。

 浴槽は複数あり、それぞれ温度によって分けられているようである。いくらか行き来した末、概ね41℃程度のぬるめの湯に落ち着いた。お湯はモール泉らしく茶褐色で、ヌルヌルスベスベとした感触がある。さほど強くないが独特の芳香も感じられた。いずれも長湯に適したお湯で、ドバドバと流れ出るお湯を見ながらしばらく入浴した。湯上りにもスベスベ感は残り、野沢とは対極的なサッパリとした湯上りが気持ちいい。色だけでなく泉質も良いのだから恐れ入る。これで入浴料はワンコイン足らず、しかも町中で入れてしまうのだから羨ましい限りである。着替えて退出、駅へ戻る。

  帰りも公園のそばを通る道だが、大きな神社を見掛けたので寄っていく。

 

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 こちらは稲積神社、正ノ木稲荷とも呼ばれる。旧社格は郷社、土地造成関連の由緒と長い歴史、領主からの氏神信仰、車のお祓いスペースと、いかにも地域の中心らしい神社である。年末ということもあってか本殿にはずらりと奉納品が並んでいた。社務所でも色々な取り組みが掲示されており、ブログの更新頻度も高く、頑張りぶりに好感が持てる。参拝し、御朱印を頂いて退出。

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 公園の中には動物園があるらしく、道の脇の金属板には動物の写真が並んでいた。ゾウのテル、ライオンのショウコなど可愛らしい名前が並ぶ中、寅に名付けられた「信玄」(しかも漢字)に並々ならぬこだわりを感じる。100周年とのことで、いつか来てみたいものである。 

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成立時期が分かりやすい

 帰りの道は大通りを外れ、一本裏の商店街を通っていくこととした。こちらは先ほどの都市ぶりに比べるとやや暗めの通りであった。食堂が多く、夜の町の雰囲気がある。

 そんな通りも突き当りまで抜けていくと商業施設に突き当たる。中を抜け、駅に帰還。軽い食事とカップ酒を調達して電車を待つ。しばらくすると帰りの中央線が来た。

 

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高密度おもちゃ屋

1730-2030 甲府-高尾-東京

 ここまで来れば後は帰るだけである。 外も真っ暗なのでほぼ睡眠時間。立川で乗り換える選択肢もあったが、始発を望んで高尾で乗り換え。高尾の辺りはまだ山中で街明かりも少ないが、東京に入った感覚を得て寂しくなる。クリスマスとはいえ平日、しばらくすると中央特快は混んでくるが、座り通して終点着。手慣れたルートで帰宅した。

*1:この時はスカーレット、親父が死ぬ回だった

*2:おみ

2019冬磐越+野沢温泉・二日目

0530~0815 寺尾散歩・寺尾~吉田~弥彦

 5時起床。身支度を済ませて精算、外へ出る。途中鼻血が噴出、備え付けのティッシュに助けられる。

 始発にも間に合う時間であったが、この日は別の目的があった。海岸線まで徒歩30分という立地を活かし、朝の日本海を拝もうという算段である。前日の常磐線で太平洋を見たこともあり、日本海を見れば東西セットでお得、などと考えながら歩いた。

 

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小さめのカーブミラーをよく見かけた

 

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町中のグローバル

 冬至も近く日の出は遠い。暗い住宅街を歩く不審さもよろしくないが、何より辛いのは寒さだった。家々に二重扉が用意されるような土地であり、容赦ない寒気が吹き付ける。気合と防寒で耐えるほかない。

 そうした苦難の末に辿り着いたのがこの景色である。

 

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交通量は物凄い

 音だけは聞こえるので、向こう側に海があることは分かった。しかし柵か何かで全く見えない。見渡す限り切れ目も無い。これほど下調べの重要性を知った日は無い。

 間の悪いことに、次の電車にはギリギリ間に合わないような時間。寒さで辺りをうろつく戦意も失われていた。凍え死ぬ前にファミマへ避難、カップ麺で凌ぐ。

 このように当時は落胆していたが、後からストリートビューで見た所、普通に柵の切れ目はあった。しかもそこから間近に海が見える。ただ暗くて見えなかっただけだろう。数分待っていられれば、あるいは帰り際に見渡せば...と後悔しきりである。

 

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日没の方で有名らしい

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救い

 20分ほど休憩してから駅へ向かう。ルート中で公園に遭遇した。近づくと結構な高さの階段があり、ウッとなったが最短ルートなので登る。

 

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 公園は高台になっており、来た道を振り返ると海が見えた。当初の想像よりは大分狭い。見られたので良しとする。

 

 駅の窓口はまだ開いていない。18きっぷ故どうしたものかとインターホンで聞くと、降りた所で判を押すようにとのこと。一時的なキセル状態になりつつ構内で待ち、7時きっかりに乗車。1時間ほど電車に揺られる。

 道中の車窓は田んぼ尽くしだった。とっくに収穫は済んでいるが、それでも田んぼと分かる。やがて市街地に再突入すると、すぐに吉田駅へ到着。ここで20分ほどの乗り換え待ち。

 

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 少しだけ出場して駅員さんにハンコを押して貰った。跨線橋から景色を見渡す他にやることもないので、既に来ていた弥彦線へ向かう。素人目で見ても古い車両だったが、暖房の効きは良かった。中でぬくもっているうちに発車。15分ほどで弥彦駅に到着し、ロッカーに荷物を預けて彌彦神社へ向かう。

 

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弥彦駅

0814~1149 弥彦山登拝

 駅から神社へは10分ほどの道程だった。道中はいかにも門前街といった装いであり、宿屋や土産物屋が立ち並ぶ。名物らしい饅頭の蒸気が魅力的だったが、どこも開いていないのでスルー。温泉も湧いているらしい。次は泊まりたい。

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たぬき風呂とは一体...?

 事前に調べて知っていたが、この先で使う予定だったロープウェイの運休告知を見掛け、再度落胆。ついでに持ってきた傘の取っ手が取れた。不吉。

 土産物屋の密度が高まり、いよいよ真打登場というタイミングで鳥居が見えてきた。くぐって参道へ。

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 越後国一宮彌彦神社続日本紀日本三代実録にも言及が見られる古社である。戦後に入ってから初詣で群衆事故が起きており、失礼だがそれを切っ掛けとして知った。それほど周辺の信仰を集めている神社なのだろう。

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 境内は程々の広さ。その割に建物が多い。弓道場や相撲場から鹿園や鶏舎までバリエーション豊かであり、建てられた年代も様々。ただ一の鳥居から本殿までの参道は木々に挟まれ、静謐な環境だった。まっすぐ歩いて拝殿に向かい、参拝。その後は本殿脇から後方へ続く道を伝っていく。

 神社の背後には弥彦山があり、彌彦神社の由緒では祭神が葬られた場所とされている。その為山頂には御神廟があり、山全体も神域であるが、登ることはできる。ロープウェイもあるが前述の通り休み、登山道から登っていく。

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冬山では細心の注意を

 登ってすぐの位置に茶屋らしきものがあり、雑然としている。しかし休み。紅葉も終わった冬山、概ねオフシーズンなのだろう。 

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 茶屋を過ぎた後はつづら折りの道を上がっていく。標高はさほど高くない上、道も整備されていて歩きやすい。そのためかオフシーズンながら人はそこそこ出ており、登山慣れしていそうな団体や地元民らしき方々を見掛けた。後者の方には話し掛けられ、出身を答えたり、道の状態を聞いたりした。拝見した限り結構な御年のようだが、毎日登拝しているとのこと。屈強。

 

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親切なやまおとこ

 暗い道が続くが、30分ほどすると視界が開けてくる。看板や休憩所もちらほら見られるようになってきた。足元は相変わらず悪く、空は曇りっぱなしだが、たまに越後平野が見えると気持ちいい。

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 同時期に鳥居も見られたが、祠や堂のようなものは見られなかった。ひたすらに参道が続いている。地域柄修験道の方と結びついてもおかしくないように思えたが、調べた所神仏分離の時にかなりカッチリやったらしい。在りし日は山麓の国上寺とも関わりがあったとのこと。

 さらに進むと再び鬱蒼とした道に入る。日当たりが悪い上に近くを小川が流れており、足元の悪さはピークに達する。整備されているとはいえ、滑りやすい石の上を通るような箇所もある。柵を掴みながら通過。

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左へ進むとアンテナ、右へ進むと展望タワー

 頂上付近には分岐があり、看板に従って左へ進む。すると突然アンテナ類が目に入ってきた。NHKのロゴを冠した建物もある。立地上越後平野に電波を届けやすく、各局のアンテナが集結しているらしい。前後の様子を考えると中々異質な風景ではあるが、山頂らしいといえば山頂らしい。

 

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 少し進むと鳥居と授与所がある。例によって授与所は休業中。

 

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 その奥には山頂があり、御神廟がある。鳥居をくぐって参拝、拝礼。

 

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 山頂周辺は非常に壮大なパノラマが広がっている。特に南西の越後平野側は開けており、よく見える。地平線の間際に至るまで、あらゆる場所に田んぼが広がっていた。収穫前には更に美しく染まった大地が見られるのだろう。

 

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 南方向には山並みが広がっており、その向こうに日本海と長岡が見えた。内陸方面へ流れていく信濃川が目立つ。

 

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 北西側はやや木が茂っていたが、その向こうに日本海を望むことが出来た。海を挟んだ向こう側には佐渡島が横たわっている。想像以上に近くてデカい。海の近さも面白い所。反対側はだだっぴろい平野なのに、こちらは山から下ってすぐ海である。

 

 佐渡と併せて国定公園とのことで、風景の解説パネルのような物も置いてあった。しばらく休んで風景を見ていた所、パラパラと降雪が。弱い雪とはいえ続かれたら困る。用心して下山へ向かうこととした。来た道を降りるだけなので気楽ではある。その上途中で雪も止んだ。

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登山道のショートカット地点にあった鳥居

 茶屋を過ぎて鳥居をくぐれば境内到着。再度本殿へ参拝し、御朱印を頂いた。続いて境内を少し散策。

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年始を控えた修羅場の様子
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大鹿トークンの群れ

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 帰りは行きと異なるルートで駅へ向かう。表参道を外れると至って普通の住宅街といった風情であるが、時折宿泊施設も見られた。前日に存在を知って歯噛みしたゲストハウスも途上に存在。良い所にあるな...

 駅に着いてリュックを回収、少し待ってから乗車。

 

1149~1508 弥彦~吉田~新潟・麺と酒

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見渡す限り

 弥彦線から吉田経由で越後線へ乗り換え、新潟へ。再度田んぼを眺めつつ進み、着いたのは13時前。すぐに駅を出て市街へ歩いていく。流石は県庁所在地、表通りを外れても茅場町程度の街並みはあった。10分ほどで見慣れたカラーリングの看板が現れる。

 

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 ラーメン二郎新潟店。2015年オープンと比較的新しめの店舗。30分ほど並び、食券を買って渡す。同時に全マシをコール。

 

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クリスマスらしい装い

 小全マシ。インスパイア並みの容赦ないヤサイの盛りがまず目を引く。豚もデカく、ニンニクもガッツリ入るため、味の威力が強い。スープの乳化具合も強めで麺は噛み応えのある平麺、まさしく二郎らしい二郎である。卓上に一味があるのも嬉しい所。ガッツリ頂いた。

 食後は再び駅へ戻る。構内を抜けて第二の目的地・ぽんしゅ館へ。

 店内はかなり広い。酒瓶がズラッと並んでいるイメージだったが、売り場面積は半分ほどとさほど広くない。残り半分にはおつまみ類が並び、こちらもまた魅力的である。特に味噌や醤油の試食は楽しかった。購買意欲を煽られる。

 しかしぽんしゅ館のメインといえば試飲コーナーだろう。店内奥へ向かい、500円を払って試飲用メダルを貰う。

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 ずらりと並んだ銘柄に圧倒される。コーナー内には酒のサポートも充実しており、熱燗マシンややわらぎ水、情報展示、つまみの味噌・塩など完備されている。何故かキュウリも売られていたので購入、塩で食べた。

 試飲した銘柄は真野鶴純吟(尾畑酒造),米百俵純米(板倉酒造),しぼりたて純米原酒(越後鶴亀),天領盃純米(天領盃酒造),加賀の井純吟(加賀の井酒造)。舌の都合であまり覚えていないのだが、米百俵の味の濃さ・それに対する越後鶴亀のスッキリ感と、何より加賀の井の圧倒的なメロン味が印象に残っている。試飲後は返却機でアンケート的な物に答えて終了。

 売店へ向かい、試飲を踏まえて買うべき酒を思案する。会津でもう土産の酒を買ってしまったのでこれ以上は増やしがたい。しかし気に入った酒は皆四合瓶以上のみであり、宿で飲むには少し多い。散々迷った末に関係ない上善如水の新酒を買った。ついでにカニ味のご当地コーラも購入。

 まだ予定の電車には時間の余裕があったので、少し土産物屋を物色。流石は越後、米菓の天下であった。その中でも亀田製菓は特に目立っている。

 土産用に柿の種クランチを、自分用にサラダホープを購入。これでええかと思った時に笹団子が目に入り、つい買ってしまう。ふと振り向けば海産物が目に入り、延々と買ってしまいそうだったので退散。早めにホームへ向かう。しばらく待って信越本線に乗車。

 

1508~1847  新潟~長岡~越後川口~上境

 クリスマスイブとはいえ平日、それなりの人出であった。途中乗換の長岡駅では帰宅ラッシュと重なり更に混雑。東京に比べれば軽いとはいえ、座れないほどではあった。20分ほど乗って越後川口で再度乗り換え、飯山線を進む。

 こちらは逆に人が少なく、学生が数人いるばかりである。クロスシートに乗れたがもう日没後、窓の外はほとんど見えない。山中の路線ということもあり、市街地を離れると街灯も稀になる。本を読んで時間を潰した。

 途中車窓が一瞬明るくなり、振り向くとイルミネーションが見えた。見た所民家の飾りつけらしい。人が住んでいること、イルミネーションが設けられていること、それが線路へ向けられていることに三重の驚きを感じた。突然のことで記録が取れず、今でも現実の出来事か分からない。

 それ以外は特にイベントも無く千曲川沿いを邁進。章を読み終わって素晴らしい読後感に包まれたり、水で有名な津南を通ったり、駅メモで途中駅の蕎麦屋情報を得ているうちに上境駅へ到着。降りたのは自分一人であった。ここから宿へ歩いて向かう。

 

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1847~2047  野沢温泉・夜

 飯山線には戸狩野沢温泉という駅もあるが、野沢温泉の最寄りはこちらの上境である。ここから歩いて60分ほどの距離。距離こそ前者に比べて近いがバス便は無い。すなわち徒歩が最良となる。

 駅周辺には民家もほとんど見当たらない。道は広いが街灯はまばらで心細い。星がやたらとよく見えるのは利点である。少し歩いていくと川沿いに温泉施設が見えたがここはスルー。千曲川を渡り、山の方へ向かう。

 野沢温泉への道はそれなりにしっかりしており、時折チェーン着脱場も存在している。しかし相変わらず街灯は少ない。聞こえるのは横を流れる川の音と車の通行音ばかり。この車の音がやたら響くため、遠くの車に怯えて路肩に寄ったりしていた。時々本物が近くを通るので油断ならない。

 幸いなことに途中に集落があり、進む方向には自信を持てた。その後は田畑が続くが、しばらく進むと上方に野沢温泉の大規模な街明かりが見え、勇気づけられる。しかし登りが続くことも同時に知らされた。

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宣言表示板が出迎えてくれる

 ガシガシ登ると野沢温泉村役場が見えてきた。ここから先は市街地となる。山中の温泉街と聞いてイメージされる物よりははるかに栄えており、小学校もあれば文具屋もある。明らかな中心が無いことも含め、普通の地方の町といった様相である。飲み屋やスキー用品店が多い辺りは観光地らしい。

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ケバブ屋もあるよ

 しばらく登ると宿に到着。二重扉を開けると食堂に入る。二階を宿として運用している形式だったので、レジでチェックイン。通された部屋は4畳半+8畳とかなり広く、一人では持て余すほどだった。荷物を置いて一息ついた後、階下の食堂へ。夕食無しのプランだったので適当に頂く。

 

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 インバウンドで大いに賑わっていた土地らしく、この店でも外国人客に完全対応。タブレットから多言語対応の注文システムを利用する形となる。実際にはす向かいのテーブルには欧米風の御夫婦が、隣のテーブルには中国のグループ客がいらしており、人気の程が伺える。よっぽど多いのか、自分も店員さんに英語で話しかけられた。

 

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 折角越後に来たんだし*1、米が食いたい!と考え親子丼を注文。うどんもこの店の名物らしいので注文。ついでに酒も頼む。おつまみ代わりに落花生がついてきた。隣の方々も同様に酒を注文していたが、落花生の食べ方で試行錯誤している様子だった。

 食事中にも次々と客が来訪、店内はおよそ8割ほどまで埋まっていた。平日なのに中々の繁盛ぶりである。しかしこのシーズンは暖冬、年末になってもまだスキー場が使えないとのことで、スキー客は比較的少ないはずである。オンシーズンの休日などどうなってしまうのだろうか。

 食後は部屋へ戻り、着替えて内風呂へ。内風呂は温泉ではなく水道水だったがそれなりに広く、汗は流せる。軽く入って整えた後はタオルと貸し出し用洗面セットを装備。勇んで外湯へ向かう。

 

2047~ 野沢温泉外湯巡り

 野沢温泉には13の外湯(共同湯)が存在し、その全てが源泉かけ流しがそれに近い方式である。外来の客でも寸志で利用できる上、朝は6時から夜は23時まで開いているという大変便利な仕様である。管理なさっている地元の方々には頭が上がらない。今回も有難く利用させて頂いた。

 それぞれの外湯は広い野沢の村内に点在している。この時はまず西側を回っていくこととした。まずは大湯へ。

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 野沢温泉の代表とも言える外湯であり、大きく立派な湯屋建築が目を引く。内部も広い。ただし脱衣棚と浴場がそのまま地続きになった構造ではある。野沢の外湯は殆どこれで、他には別府の共同浴場も同様の構造であった。これが原始的な湯屋の構造なのだろうか。大湯は比較的セパレートされていた方ではあった。

 中では硫黄臭がハッキリと嗅ぎ取れる。湯船はあつ湯とぬる湯の二つあり、大きな浴槽が木で仕切られた格好となっている。あつ湯は本当に激烈な熱さで、おそらく45,6℃はあったんじゃないかと思う。ぬる湯もぬる湯という割には熱め*2。透明ながら微かに白い湯の華が見られた。ピリピリと染みるような感触でよく温まる。

 流石は野沢温泉の顔、常時4~5人はいたように思う。皆ぬる湯に入るのでそこそこ混んでいた。温まった所で退出、次へ向かう。

 大湯の西方には旅館が立ち並び、間を細く曲がりくねった道が通る。進んでいくと視界が開け、それと共にかなりの湯気が飛び込んできた。

 

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 ここは麻釜と呼ばれる源泉で、国の天然記念物にも指定されているらしい。90℃近い高温のお湯が湧いており、昔から調理や麻の加工に用いられてきたとのこと。誰もいない夜中だろうとお構いなしに湧いていた。なお村民以外は立ち入り禁止。

 麻釜を過ぎて少し歩き、車道を曲がって突き当りの位置に次の外湯が見えてきた。二つ目は滝の湯である。

 

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 こちらでも寸志を収めて着替え、入浴。内装はタイル張りで銭湯めいている。湯船の奥ではお湯が滝のように落とされていた。

 ここは青緑がかったお湯が特徴的で、湯中には黒い湯の花もちらほら舞っている。浴感含め他のお湯とはかなり違った印象を受けた。硫黄臭はハッキリと存在している。この時の湯温は大湯のぬる湯に比べるとぬるめ*3。他に人も来ず、じっくり浸かれた。

 入浴後は麻釜の横を南下。この辺りが野沢温泉の観光的な中心のようで、夜も開いているお店を複数見掛けた。平日ながら客が入っており、中々に繁盛している。途中タオルを落としつつ坂を進み、下りきったところで次の外湯へ。今度は麻釜の湯である。

 

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 内部はコンクリとモルタルで構成されたシックな造り。例に漏れず脱衣場直結の湯船がデンと構えられている。麻釜の湯の名の通り、真上の麻釜からお湯を引いているらしく、お湯もかなり熱い。ここでも一人だったのでホースから水を流して冷ます。しばらく待つと何とか入れるようなった。シンプルな透明の湯で、やや引っ掛かるような浴感があった。やはり硫黄は香る。

 入浴後はまた西の方へ。川を越えて向かう。坂の下の分かりづらい位置に建物があり、少々迷ってしまった。上下に行ったり来たりしながら真湯へ到達。

 

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 他に比べやや浴室の幅が狭く、縦に高い造りである。湯口には花が添えられていた。室内には今までより格段に強い硫黄臭が漂っている。お湯は白くやや濁っており、大湯のあつ湯並みの激熱湯であった。

 何よりも印象に残るのは圧倒的な湯の花量である。流石に熱いので水で埋めていた所、水を入れたそばから大量の黒い湯の花が巻き上がる光景が見られ、思わず興奮してしまった。入れるほどに冷ますとお湯は強く白濁し、湯の花と併せて何とも面白い光景である。湯船に入ってみると湯の花は舞い上がり、消しカスめいて散らばっていく。浴感もスベスベで気持ちよく、五感を通して楽しめた。

 ありがたいことに始終一人。30分ほど入浴した。温まりが強く、少しのぼせてしまったが、湯上りに歩くとサッパリできた。多少は洗って落としたとはいえ湯の花の一部はまだ残っており、全身からの硫黄臭と併せて浴後もお湯の感触が続いていく。とても素晴らしいお湯だった。

 

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 出た頃には入浴終了10分前となっていたため帰還。23時とかなり遅い時間ながらまだ空いている飯屋や飲み屋はあり、つくづく便利な温泉街である。宿に戻った後は新潟で買った酒とコーラで晩酌。

 

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 丁度明石家サンタが放映されており、だらだら見ながら飲み食いした。途中の初詣CMで諏訪大社が登場、やや興奮。気付いた頃には2時を回っていたので慌てて就寝。

 以下は野沢温泉街の諸々。

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木製マンホール?

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妙に高値のレッドブル
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*1:野沢温泉村はもう信濃ではあるが...

*2:42,3℃はあったと思う

*3:それでも体感42℃弱くらい

2020/11/13

行動

 2度寝の後、起きたのは12時。バイトまでMtGAを回した。

 待望のカラデシュリマスター公開である。リミテッドを回したがボコボコにされた。高速環境は苦手。

 ヒストリックでは霊気池を組んで回してみた。4Tウラモグで脳が溶けていく。とはいえ図濠の檻がある環境だとBO3では厳しそう。BO1で回した感じ、環境はかなり多様で、試してみたいデッキも多い。気になるのは青白王神と赤単ミッドレンジあたりか。赤単の中速デッキがチャンドラを得て躍進している気がする。

 

労働

 本日もバ。だいぶ来る人が増えて大変だった。こういう時に自分でポンポン進めてくれる人はありがたい。

 明日も労働。12時間労働になりそうな気がする...