八月十二日

・行動

 コミケ四日目。最後までスタッフ参加。

 企業は昨日よりもさらに少なかった。作業後に夢の大橋待機列で別の作業を行う。

 これがまた大変だった。気温はやや低かったとはいえ、えげつない湿度が体力を削り取る。それは待機している一般参加者に対しても同じで、あちこちで体調不良が生じていた。まるで戦場のように車椅子が行き交う。10時頃から雨まで降り始めた。地獄か?混乱の中、隣の式場で鳴っていた鐘が強く印象に残っている。

 列最後尾が橋を越えた時には周囲から一斉に歓声が上がった。夢はちゃんと終わってくれた。

 一通り片が付いてから買い物へ。東方の日であり、旅行の日であったため色々と回る。東方に関してはお使いも頼んでいた。もれなく買ってくれたので非常に助かる。既刊全部と頼んだところが5000円に達していたのは少々予想外。その分良本がずらりと眼前に並ぶので精神的にはホックホクである。

 旅行ジャンルには友人がいた。一人旅本であった。付き合いを抜きにしても助かる。他にはイランの旅行本を買った。コミケ旅行記は個人の感想が多めな印象を受けるが、ここはある程度客観的なレビューや比較も載っていて大変に助かる。宿情報や類似スポットの比較、空いている時間など痒い所に手が届く。次でも買う。

 カラー印刷で、写真も豊富だった。シンメトリーのイスラムタイルは気が狂うほど美しい。イスラム圏のデザインは滅茶苦茶好みである。キリスト教と融合したデザインも良かった。一度も実物を見たことは無いが。かつての世界の半分も見に行ってみたい。しかしイランの情勢にはやや不安がある。この本はそれに関し、現地の人々は気さくでほとんど危険なイメージは無いとしつつ、海外標準レベルの治安への警戒が必要ということはしっかり書かれており、政府の危険警戒レベル2以上の土地はやめとけという忠告もあった。SNSへの公開は避けた方が良いことなど、とても実用的な事ばかりが書いてある。地球の歩き方等でも届かない具体的なところまで書いてくれるのは非常に有り難い所。

 いずれ活用したい。

 

 会場には閉会まで滞在した。鉄道ジャンルの三本締めで〆る。

 当然ながら帰りのバスはゲロ混みであった。仕方ないので歩いて帰る。流石に体力が足りず、帰ってからは爆睡であった。 

 

・食事

 昼はすき焼き弁当。夜はイカっぽいやつ。

 

 

TODO

 ・最終楽章読む

 ・読んでるやつを読む