八月二十九日
バイト
夏の外のバイトはつらい。
徒労をやらかしてしまったので疲労感が倍増した。
ベンチに蜘蛛の巣が張っていた。夏休みだから当然ではある。心の中で詫びを入れつつバケツの水で流した。
研究
色々報告出来た。
やや希望が持てる。
今後の方針は考えなければならない。
行動
某所で人生初のエキストラに参加した。
衣装や髪はきちっと整えてもらえた。大量のジェルが投入され、物凄くキッチリした七三となる。出来上がると二十代が四十代になった。ジェルを使ったのも初めてだった。甘い菓子臭がしたが、どのジェルもそうなのだろうか。
殆ど座って俳優さんの演技を見ているだけの役どころではあるが、むしろまじまじと見られて有り難い。やっぱり上手い。
セットもかなり凝っていて、普段写らないような場所まで当時が再現されていた。小道具のタバコや飲料も、中身が入っていて凄い。とことんリアリティを追究されている。
隣の方はエキストラ(現場と仰ってた)のベテランらしく、色々話を聞かせて頂いた。今日みたいに俳優さんをガン見しても許されるところは珍しいそうだ。
終電ギリにはなったが何とか生還。七三のまま帰ったが、都合によりシャワーが使えない。そのまま寝るわけにもいかないし、完徹して朝にシャワーを浴びた。
食事
朝はパン。
昼は辛みそラーメン。
夜は醤油ラーメン。社員食堂のやつ。